留学の中で考える①量と質
こんばんは!
留学の中で自分の中で改めて考えたものがあります。
それが
「量と質」
私は今まで、量をこなすことで質が存在する、そして一定の量を出すことが成果と考えていました。それは、昔所属していた学生団体ドットジェイピーが、量をこなして質を生み出す仕組みを作っていたからです。
より多くの学生にインターンシップを届け、より良いものを作る。
だから集客も多くの学生を集める。
そのような中、途中で質よりも量を大切にすることに疑問をもつようになりましたが、
その時は
一定の量を出して、初めて質が存在する。
そう考えることにしていました。
フィリピン到着後、ある社会的企業の方と出会い、その方は「私は質にこだわりたい、量ではなく」と言っていました。
雇用している人は少ないけども、1人1人を立派に教育している。貧困層出身だった彼女が今ではリーダーとなっている。
しかし、雇用している人数を話したとき、多くの人が「数」だけを見ているのだそう。 その人がどのように成長しているのかは見ていない。
その時、私は気づきました。
知らない間に日本社会が質より量を評価していること。量を出す事がすごいと考えていること。そして、一定の量を出して成果と呼べる仕組みを作ってしまっていること。
売上や営業成績。数で評価する仕組み。
何人の子供を学校へ送り出しました。
その数で評価される社会。
確かに質より量を追うことは悪くない。
しかし、日本は大量生産の時代は終わっています。これからは質も高めていく必要があるし、数だけではなく、中身を見る力も必要になるのでは。そして、質でも成果を見る必要があるのでは。
量も質も、同じくらい大事にしたい。
なんとなく、そう思うこの頃です。