留学の中で考える②批判ばかりしても解決しない
「批判より提案を」
学生団体にいた時によく聞いていた言葉です。物事を批判するのではなくどうしたら良くなるか、改善できるかを考えていました。
批判していても何も始まらないし物事は解決しない。だからこそ、より良くするために色々なアイデアを考えていましたし、自分の意見も考えていました。
私も留学中、様々な壁に当たりました。
・タガログ語、英語分からない。伝わらない。
・いつまでも手続きが進まない、約束当日になってドタキャンされる。
・ポケットWi-FiのSIMカードが有効期限切れ
・通訳に失敗する
・作業がうまく進まない
など、挙げたらきりがありません。
だけど、愚痴を言っても解決しない。
だから、対策を考えました。例えば、手続きがうまく進まないときは他の教授に頼む、予定がドタキャンされたらその時間に作業したり、勉強時間に充てたりしました。
うまくいかないときは対策を考えたり方法や考え方を変える。これでストレスも減ると思います。
話は変わりますが、留学中、このようなことを言う人によく会いました。私が尊敬していた人の中にもいました。
「だから、日本はだめなんだよ!」
特に日本での教育制度についてです。
確かに、日本は良い企業に入るために良い大学に入り、入学後は適当に授業を受ける人、単位の為だけに勉強する人。
就職活動の為にインターンシップに参加し、
卒業も他の国と比べて容易な日本。
また、海外ではインターンシップは実務経験を積みための認識がありますが、日本はあくまでもその企業を学ぶためのものとなっています。だから、期間も1日から数日が多いです。
しかし、「だから、日本はだめなんだよ!」
この言葉だけで片付けてしまう人が多いと感じます。
日本はだめだから、で終わらせるのではなく、こうしたら良くなるよね!てアイデアを何故出さないのか。
だめだと片付けたら、そこで終わりです。
一方で、アイデアを出して、地域や組織、大学、日本を良くしていこうとする人を見ると元気になります。だからこそ、だめと片付けるのではなく、アイデアを出せる人、そして実行する人が増えてほしい。
私もそういう人になるために、努力していきます。